こんにちは!ちぃと申します!
以前このブログで、韓国語の独学には3つのルートがあるというお話を書きました。今回はその一歩手前、「そもそもハングルってどう読むの?」というところを、じっくり解説していきます。文字が読めるようになると、推しの名前も、グループ名も、自分の目で読めるようになりますよ!
- ハングルが記号にしか見えなくて、手が止まっている
- 推しの名前をハングルで書けるようになりたい
- 韓国語を始めたいけれど、最初の一歩がわからない

今日は文字だけに集中する回!ここを越えると景色が変わるよ^^

丸とか棒とか、どこから見ればいいのか全然わからない…
ハングルは「組み立てる文字」
最初にいちばん大事なことをお伝えします。ハングルの1文字は、部品を組み合わせて作られた「かたまり」です。漢字のように1文字ずつ丸暗記するものではありません。
この文字は、朝鮮王朝の第4代国王・世宗の時代に作られました。1443年に作られ、1446年に「訓民正音」という名前で世に出されています。「民に教える正しい音」という意味の名前です。読み書きができなかった人々のために、学びやすい文字をあえて設計した。ここがハングルの出発点で、だからこそ仕組みが整理されているんです。
1つのかたまりは、次の3つの部品でできています。初声(最初の子音)、中声(母音)、そして終声(最後の子音、パッチムと呼ばれます)。終声は無いこともあるので、「子音+母音」の2部品か、「子音+母音+子音」の3部品のどちらかになります。
つまり、部品さえ覚えてしまえば、初めて見る文字でも読めます。これが「ハングルは数週間で読めるようになる」と言われる理由です。
母音は点と棒でできている
まず母音から見ていきます。基本の母音は10個です。

母音の形には設計思想があります。もとになっているのは、点(`・`)と横棒(`ー`)と縦棒(`丨`)の3つだけ。この3つを組み合わせて、すべての母音が作られています。
見分け方のコツは、棒の向きと点の数です。縦棒の仲間(ㅏ ㅑ ㅓ ㅕ ㅣ)は右か左に点が付き、横棒の仲間(ㅗ ㅛ ㅜ ㅠ ㅡ)は上か下に点が付きます。そして点が2本になると「ヤ・ユ・ヨ」のような音に変わります。ㅏが「ア」でㅑが「ヤ」、ㅗが「オ」でㅛが「ヨ」。この規則性がわかると、覚える数は実質半分になります。
子音は口の形からできた
次に子音です。基本の子音は14個あります。

子音にも成り立ちがあります。基本になる5つ(ㄱ ㄴ ㅁ ㅅ ㅇ)は、その音を出すときの口や舌の形をかたどって作られました。ㅁは口の形、ㅇは喉の形、ㄴは舌先が上の歯ぐきに付く形です。そして残りの字は、この5つに線を足して作られています。ㄴに線を足すとㄷになり、さらに足すとㅌになる。線が増えるほど息が強い音になる、という順番です。
ここで1つだけ、初心者がつまずくポイントを先にお伝えします。ㅇは位置によって役割が変わります。文字の最初(初声)にあるときは音がありません。飾りのような存在で、母音の音だけを読みます。でも最後(パッチム)に来ると「ン(ng)」の音になります。この使い分けだけ最初に押さえておくと、後がぐっと楽になります。
組み合わせて読んでみる
部品がそろったので、組み立ててみましょう。
子音のㄱ(k・g)と母音のㅏ(ア)を組み合わせると「가」になり、「カ」と読みます。同じように、ㄴ+ㅏで「나」(ナ)、ㅅ+ㅏで「사」(サ)です。左に子音、右に母音を置くのが、縦棒の母音のときの並べ方です。
母音が横棒の仲間(ㅗ ㅜ など)のときは、上下に積みます。ㄱ+ㅗで「고」(コ)、ㄴ+ㅜで「누」(ヌ)という形です。母音の形によって置く場所が変わるだけで、読み方の考え方は同じです。
3つ目の部品、パッチムが付くとどうなるか。「가」の下にㄴを足すと「간」になり、「カン」と読みます。日本語の「ン」や小さい「ッ」のように、最後に短く足される音だと考えるとつかみやすいですよ。
推しの名前を書いてみる
ここまでの知識で、もう名前が読めます。実際に分解してみましょう。

たとえば「진」。ㅈ(チ・ジ)+ㅣ(イ)+ㄴ(ン)で、「ジン」と読みます。2文字になると「지민」。1つ目のかたまりが ㅈ+ㅣ で「ジ」、2つ目が ㅁ+ㅣ+ㄴ で「ミン」。合わせて「ジミン」です。
グループ名も同じ要領で読めます。「방탄소년단」は5つのかたまりでできていて、「パンタンソニョンダン」。これは防弾少年団、つまりBTSの韓国語表記です。「트와이스」は4つのかたまりで「トゥワイス」、TWICEですね。
自分の推しの名前を紙に書いてみると、覚え方がぐっと変わります。意味を知っている言葉を読むのは、知らない単語を読むよりずっと楽ですから!
ちなみに韓国では、この文字が世に出た日を記念して、10月9日が「ハングルの日」という祝日になっています。文字そのものにお祝いの日があるというのは、なかなか珍しいことですよね。
つまずきやすい3つのポイント
読み始めると、多くの人が同じところで止まります。先に知っておくと回り道が減ります。
1. 形が似ている字がある。ㄱとㅋ、ㄷとㅌ、ㅂとㅍ。どれも線が1本増えただけの関係です。これは覚えにくさではなく、実は手がかりです。線が多いほうが息を強く出す音、と決まっているので、ペアで覚えてしまうのが早道です。
2. 「オ」と「ウ」が2種類ある。ㅓとㅗはどちらも日本語では「オ」、ㅜとㅡはどちらも「ウ」と書かれます。日本語には無い区別なので、最初は聞き分けられなくて当たり前です。文字の形で覚えておいて、音は動画を聞きながら少しずつ慣らしていけば大丈夫です。
3. パッチムは種類が多い。終声にはいろいろな子音が入りますが、実際に発音される音は7種類にまとめられます。最初のうちは全部を覚えようとせず、よく見る ㄴ ㅁ ㅇ ㄹ ㄱ あたりから触れていくのがおすすめです。
完璧に覚えてから次へ進む必要はありません。読めない字が残っていても、推しの名前が読めた時点で十分に前進しています!
覚えたあとの次の一歩
文字が読めるようになったら、次は単語と文法です。ここからは独学のつまずきが増える段階なので、教材の力を借りるかどうかを考えるタイミングでもあります。
通信講座は、最初のテキストでハングルの読み書きを扱い、そこから単語と文法に進む構成になっているものが多いです。たとえばユーキャンの「はじめての韓国語講座」は、標準学習期間が3ヶ月、メインテキスト3冊に加えて「ハングル一覧ポスター」などの副教材が付く構成だと公式サイトで案内されています(2026年9月時点)。詳しい内容や受講料は、公式サイトの案内で確認してみてください。
もちろん、独学のまま進めても大丈夫です。大事なのは、文字を覚えた勢いが冷めないうちに次へ進むことだと思います。
まとめ:部品を覚えれば、初見の文字も読める
ハングルは、母音10個と子音14個という少ない部品を組み立てて作られた文字です。初声・中声・終声という3つの位置さえわかれば、初めて見る文字でも音にできます。丸暗記ではなく仕組みで覚えられるのが、この文字の親切なところです。
まずは推しの名前を1つ、紙に書いてみてください。読めた瞬間に、これまで模様に見えていたものが言葉に変わります。その体験が、次の勉強を続ける力になりますよ!

今日は文字だけでOK!推しの名前が読めたら、それだけで大成功だよ^^

僕、さっそく紙に書いてみる!!

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